ロマンスカーの展望車に乗った

箱根には、年に1,2度訪れているが、小田急ロマンスカーの展望車(最先端車輛)に乗るのは初めての経験だった。
行きは新宿発10:27のはこね57号箱根湯本行。
車輛は2005年3月に運転を開始したVSE(50000形)。
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VSE(Vault Super Express)と名付けられた7代目のロマンスカーである。
2005年度グッドデザイン賞、2006年鉄道友の会ブルーリボン賞、Design for Asia Award 2006 Grand Awards、iF product design award 2007 デザイン賞などを受賞している。
1号車10番Dの席だったが、従来の車輛より45cm高い室内高とその名のとおり高いドーム型の天井、白を基調とした室内は開放感に溢れ、居住性の良さと迫力ある眺望を楽しむことのできる設えとなっていた。

帰りは箱根湯本発13:48発のはこね22号新宿行。
車輛は2018年3月に運行を開始したGSE(70000形)。
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2018年度グッドデザイン金賞を受賞している。
7号車(先頭車両)の11Aという特等席だった。
Graceful Super Express という名にふさわしい優雅な、そして明るい室内は旅情を掻き立てるに十分なものだった。
全面窓は大型の一枚ガラスを使用しており、眺望が開け楽しい時間を過ごすことができた。

せっかくの展望車量に乗っているのに、いびきをかいて眠りこけている人がいたが、風上にも置けぬ不届きものだと感じた!

私が(隠れ)鉄ちゃんになったきっかけは、小学校時代の6回にわたる転校にあったのではないかと思っている。
折角できた友達と別れる寂しさを紛らわすかのように、東海道線を走っていた「ビジネス特急こだま」に何度も乗車したことに端を発しているように思う。
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周りの友達が乗ったこともない車輛に乗ったのだという「ささやかな優越感」が寂しさを穴埋めしていたのかもしれない。
一度は鉄道ではなく、飛行機で羽田を飛び立ち伊丹空港まで行ったこともあった。
機内から見た富士山や仁徳天皇陵などは鮮明に記憶に残っている。

以来、東京では山手線や東急池上線、大阪では阪急京都線や宝塚線などに乗るたびに先頭車両の運転席の後ろに陣取って前から迫ってくる車窓の景色を楽しんだものである。
そのクセは今も健在である。

長じて中学生になり、京都への修学旅行は修学旅行専用列車「ひので号」を利用した。
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現在は荷物はあらかじめ学校から宅配便を利用して宿舎まで運ばれているが、当時は大きなバックを提げて駅まで向かったものだった。

鉄道にまつわる思い出やエピソードには事欠かないが、今回はこのくらいにしておこう。

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