東京都民をやめたくなった

参院選の日程(6月22日公示、7月10投票)が決定した。
消費増税再延期、衆参W選挙は行わないなどの「サプライズ」のもとでの選挙となる。
18歳以上の選挙権が初めて施行される「歴史的な」選挙でもある。

そこで野次馬根性を発揮して東京都選挙管理委員会のホームページをのぞいてみた。

若者への啓蒙がどのように行われているのかと、期待しつつ見て驚いた。
確かに選挙管理委員会のはずなのに、安っぽいコミックのページにとんでしまったのかとわが目を疑った。

若手の(少なくとも)私とは見解の相違が大きな社会学者古市憲寿氏をいわば狂言回し(ガイド役)として採用し、バラエティー番組の人気者(?)である二人を若者代表として登場させている。
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それだけならまだしも、幼児番組でもとりあげないような奇妙なキャラクターが出てくるアニメーションが流れる。
このサイトの製作者は18,19歳の新有権者を無知な若者だと見下しているのだろうか。
それを容認して、社会に公開する東京都(選挙管理委員会)にも疑問を、いや怒りを感じてしまう。

税金を使って広告代理店に丸投げし、都民を愚弄するようなサイトを認めるお役人たちの常識を疑わざるを得ない。

確かに選挙権を持つ者(大人たち)全員が熟慮の上で投票しているとは言い切れないのも事実である。
社会保障の充実、景気対策などで票を投じることも、ある意味では私利私欲の実現のための投票行動といえるかもしれない。
サイト内に出てくる「夢や願い=勝ちたい、もてたい、合格したい」というものと大同小異なのかもしれないが、興味を持たせよう、投票に行かせようという目的を成し遂げるための方法論としてはあまりにも稚拙、幼稚、安易だと言えるのではないだろうか。
そもそも若者に失礼である。

公私混同疑惑、モラルや道徳に欠ける、いわば「品格」なき舛添氏のマキゾエは御免蒙りたいものだが、
税金=所詮他人のカネ ならばテキトーに使っても構わないと考えている(ごく少数だと思いたいが)職員も都知事のことを非難することはできないのではないだろうか。

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