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zoom RSS 神戸の街を散策 〜その3〜

<<   作成日時 : 2018/01/31 21:53   >>

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旧居留地・大丸前駅近く、近代的なビルが立ち並ぶ一画に三宮神社がある。
同神社の境内には「史跡 神戸事件発生地」と刻まれた碑と当時の大鵬が置かれている。
神戸事件とは、慶応4年1月11日(1868年2月4日)に備前藩兵による500人の隊列を横切ったフランス人水兵らを負傷させ、銃撃戦に発展し、居留地予定地を検分中の欧米諸国公使らに水兵射撃を加えた事件のこと。
隊の責任者であった滝善三郎が列強外交官列席のもとで切腹をし、解決した。
この事件は大政奉還を経て明治新政府政権となった初めての外交事件といえる。
一連の交渉とそれに基づく決定により明治政府が対外政策にあたる正当な政府であるということを諸外国に示したこととなった。
また相前後して発生した堺事件においても切腹が行われ、外国人に切腹というものを深く印象付けることにもなった。
交渉の次第によっては、薩英戦争同様の事態に進展する可能性もあった。
加えて神戸が香港の九龍や上海のように、理不尽な植民地支配に置かれる事態も起こりえたことから、滝善三郎の犠牲によって危機回避がなされたことは日本史の流れにおいても重大な事件であったといえよう。
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神戸市兵庫区には天台宗の能福寺があり、滝を偲ぶ顕彰碑と墓があった。
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また奈良東大寺の奈良大仏と鎌倉市の鎌倉大仏とともに日本三大大仏の一つともされる兵庫大仏があるお寺としても有名である。
現在の大仏は1944年(昭和19年)に出された金属類回収令により供出されたが、1991年(平成3年)に再建されたものであり、歴史の浅い2代目の大仏が三大大仏に挙げられるかについては異論もあるという。
いずれにせよ、像重量約60t、像高11m(蓮台と台座を含めると18m)の巨大な坐像である。

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震災復興以降、以前にもまして近代的なビルや様々な建造物が立ち並ぶ中、歴史ある寺町の存在意義はとても大きいものがあると感じた。

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