身近な人口問題

通勤途中のカーラジオから中国の話題が流れてきた。

日本の**食品が中国でカレーを売ろうと販促に努力しているものの、食習慣の違いから、なかなか浸透していかないという話。
中国人が2ヶ月に1度、カレーを食べてくれるだけで、日本の市場規模を上回るという。
人口が多いということは、未曾有のマーケット、ビジネスチャンスがあるということでもある。

中国の人口、13億3千万人に 高齢化、都市化も進行  2010.2.25 18:32
 中国国家統計局が25日発表した2009年の統計公報によると、09年末の中国の人口は、前年末と比べて672万人増加し、13億3474万人となった。

 中国では一人っ子政策の影響などで高齢化が進んでおり、65歳以上が1億1309万人と、1億1千万人を突破。全体の8.5%を占めた。

 また、都市人口が6億2186万人に増加。農村人口は7億1288万で、都市人口比率が46.6%と半数に迫り、都市化が進行していることも示された。(共同)


上記のように、中国の人口は13億3千万人だと、知識としては覚えるものの、この数字の信憑性については大いに懐疑的である。
「中国の山奥、なんとか省のほうなんか出生届けも死亡届もないっていうじゃないか」
「中国は実は名だたる多民族国家。チベットの騒動も記憶に新しいが、国家として全ての民族の人口など把握しきれてはいないという話だ・・・」
「実際は15億、ひょっとすると20億くらいいるんじゃないか」
などと、喧しい居酒屋談義のほうに軍配が上がるのではないだろうか。

一方、日本はといえば・・・
戸籍や住民票が整備されており、その管理にも間違いはない。
一部の自治体を除いて住基ネットも整備され運用されている。
定期的に国勢調査も実施し、国家として自国民の数を把握するという基本的なことについては万全である・・・、と思っていた。
だが、東京都足立区の111歳男性、杉並区の113歳女性の<事件>で明らかとなったように、「この国」も相当に怪しいと思った方が良さそうである。
思えば、年金記録が滅茶苦茶であった時に、こうしたことについても<想像力>を働かせて疑うべきではなかったのだろうか。
年金の不正受給というようなことばかり報じられているが、土台となる人口調査と管理の杜撰さこそが問題なのではないだろうか。
個人情報保護やプライバシー、人権を尊重することも大切である。
しかし、そうした権利意識が肥大化したり恣意的に用いられることによる弊害については、あまり論じられない。

児童虐待が頻発し、多くの子どもが犠牲となっている。
この子どもたちも、親や多くのひとの愛情が注がれ、すくすくと育っている~生存している~ものとしてカウントされていたのである。
定期予防接種の記録なども参照して、法の強制力のもとに迅速な対応ができたのではないかと悔やまれる。

元となる数字に瑕疵があれば、一人当たりGDPだとか、投票率だとか、全ての数字が狂ってくる。

お隣の国を揶揄して酒を飲んでいる場合ではないのかもしれない。

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