Not Evaluable:Da Vinci Code

観ました、ダ・ヴィンチ・コード。
上下巻を読んだ上での劇場鑑賞であったので、なるほどこういう画面・映像になるのか・・・、などと興味はつきることなく、あっという間の2時間半ではあった。
では、面白かったか、感動したかと問われれば、答は「Non」。
評価不能という答が一番適切なのではないかと感じた。
☆いくつという基準をあてはめることが私にはできそうもない。

この作品(原作)はおそらく、人間の知的好奇心や探究心、人類愛や家族愛というものに対するダン・ブラウン氏によるオマージュと解釈するのが最も妥当なのではないだろうか。
その上でのミステリー仕立てのエンターテイメント小説であり、映画であると思うことが一番(私にとって)落ち着く位置付けである。

心が動かないのは、私がキリスト教信者ではないこと。
生活にキリスト教的なものがほとんどないことが原因だろうと思う。
作品の中で展開される宗教的解釈は、基本的な知識が欠落しているため全て後付けの知識であり、理屈で理解しようとするところに無理があるように感じる。
バチカンの枢機卿らが宗教的無知を糾弾している。
寓話や空想であり、教会の歴史や価値に対する攻撃として、反発していることも『頭』では理解できても、『情』の領域で理解することはできない。
そうした意味においてNE(評価不能)である。

終盤近く、ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)がソフィー(オドレイ・トトゥ)の額に軽くキスをするだけで、唇を重ねるキスシーンが全くない『洋画』を観たのははじめてだったかもしれない。(全く瑣末なことですね。)

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