フォークの歌姫、JAZZを歌う

われわれの年代、すなわち学生時代をフォークとともに過ごした年代のものにとって森山良子、イルカの曲を一度(どころか百度)は、歌い、そして涙したことがあるはずだ。
二人とも日本のフォークシーンをリードしてきた「歌姫」ではあるが、JAZZマンの父をもつという共通点もある。
森山は日本のジャズトランペッターの草分け的存在である森山久氏を父にもつ。
従兄弟の「ムッシュ」こと、かまやつひろしの父もジャズミュージシャンであったという。
イルカはジャズサックスプレイヤーでブルーコーツなどの名門楽団に在籍していた、保坂俊雄氏の娘にあたる。
そうした音楽環境で育った二人の「歌姫」が最近相次いでJAZZを歌ったCDを出した。
THE JAZZ SINGER(森山良子)
ANY KEY OK!(イルカ)   である。

フォークの女王ともいわれた森山は、「さとうきび畑」や最近の「涙そうそう」などのイメージが強いためか、JAZZのリズムに今ひとつ乗り切れていないように感じた。
私の思い込みのせいだろうか。
彼女の新たな挑戦、新境地を拓く試みとして記念碑となるアルバムであることは確かである。

JAZZを歌うという意味では、私はイルカのアルバムの完成度の方が高いと感じた。
選曲など、たぶんに個人的な好みが入っての判断ではあるが・・・。

いずれも、一度聴いてみることをお薦めします。
私はこの一週間、通勤の車でボリュームをあげてイルカとともにスイングしています。

THE JAZZ SINGER/RYOKO MORIYAMA

THE JAZZ SINGER/RYOKO MORIYAMA

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