線路は続くよ


先のエントリー記事から一月余りも経ってしまった。
公私ともに様々なことがあり、腰を落ち着けて(?)キーボードを叩くのが億劫になってしまったのだが、またまた多くの読者諸兄にご心配をおかけしてしまったようだ。
ご心配なく!元気です。

さて、先の記事に引き続き「鉄道」関連の記事をあげてみたいと思う。
鉄道画を描く福島尚氏を御存知だろうか。
彼は1969年9月生まれ(現在50歳)である。幼稚園児の時に児童相談所で知的障害があると言われ、話をしたり集団行動をすることが苦手な、
いわゆる自閉症スペクトラム障害をもつ人物である。

Wikipediaからの一部抜粋を記してみよう。
自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder, 略称:ASD)、あるいは自閉スペクトラム症とは、『精神障害の診断と統計マニュアル』第5版(DSM-5)における、神経発達症群に分類されるひとつの診断名で、コミュニケーションや言語に関する症状があり、常同行動を示すといった様々な状態を連続体(スペクトラム)として包含する診断名である。

かつてのICD-10やDSM-IVで用いられている広汎性発達障害の中分類に含まれていた、自閉性障害(自閉症)、アスペルガー症候群、特定不能の広汎性発達障害、小児期崩壊性障害などの各障害は、DSM-5においてはASDの単一の診断名を用いて再定義された。
ASDの診断基準は「社会的コミュニケーションの障害」と「限定された興味」の2つを満たすとDSM-5では定められている
ASDは他の神経発達症と同様、一般的には治療法は存在せず、一生続き、治療より療育や支援に重きが置かれる。


4歳頃から大好きな鉄道の絵を描きはじめ、努力を積み重ね今までに膨大な数の鉄道画を描き続けてきた。
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二見書房からは『福島尚 鉄道画集 線路は続くよ』が出版されている。
同書のまえがきには次のような記述がある。
カメラで撮影したように、すごい記憶力で鉄道を描く尚さんの絵は、視界のすべてにピントが合っているかの如く、細部にもたくさんの驚きが隠されています。
数万粒のバラストを、日の当たり方まで描くリアルさ。雨どいや雪よけカバー、動軸、架線を描写する細密さ。
トビ色、タラコ色、ぶどう色・・・鉄道色のあたたかさ。
茜色の夕空、薄桃色の朝焼け、淡い青空の美しさ。
駅の隅っこの珍しい車両や信号機も書き込む豊かさ。
列車の最後尾のさらにその遠くに見えるトンネルの陰影。


見る者をして感動と驚嘆と郷愁の世界に引き込む圧倒的な世界がそこに広がっている。

晩秋の夜長、車窓の風景と汽笛を想像しながら画集のページをめくる至福の時を過ごしてみてはいかがでしょうか。


福島尚鉄道画集 ~線路は続くよ~
福島尚鉄道画集 ~線路は続くよ~

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