ありがとう

先日「ジャズマラソン21」と銘打ったジャズ・コンサートに行き、心地よい音の洪水に身を浸した。
その折、ピンキーこと今陽子が(とても61歳とは思えない)キレのある歌声とダンスを披露してくれた。
ラテンバージョンにアレンジされた「恋の季節」を歌い上げ、ますます意気軒昂な姿に元気をもらった。
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「恋の季節」は1968年7月にリリースされたピンキーとキラーズのデビュー・シングルである。
1968年の年間第3位・1969年の年間第4位に輝くなど200万枚を超す大ヒットとなった。
作詞は岩谷時子、作曲はいずみたくのコンビニよる楽曲である。
久しぶりに懐かしの曲を聴いて、時の流れを感じるとともに、この曲が流れていた頃の情景が甦った。

そんな折に、岩谷時子さんの訃報を聞くこととなった。
それまでの七五調の歌詞、マイナーコードの歌謡曲とは一線を画した新しい楽曲との出会いは、私のみならず多くの日本人に大きな影響を与えたに違いない。
小・中・高、そして大学から社会人となった私の人生においても、その時々に岩谷さんが作詞、あるいは訳詞をされた曲があった。
慰められたり、励まされたりしたことも数限りない。
加山雄三の登場により、影響を受けてプロになった人も多い。
ギターを手にして、青春を過ごしたのも岩谷さんの曲があったればこそといえるのかもしれない。
音楽が私の人生を豊かなものにし、多くの思い出の中に彼女の曲があった。

愛の讃歌
ラストダンスは私に
ふりむかないで
恋のバカンス
ウナ・セラ・ディ東京
サン・トワ・マミー
夜明けのうた
君といつまでも
ろくでなし
逢いたくて逢いたくて
お嫁においで
夜空の星
おまえに
ほんきかしら
恋の季節
いいじゃないの幸せならば
男の子女の子
・・・などの共感をよぶ多くの曲の作詞をされた。

王様と私
南太平洋
ジーザス・クライスト=スーパースター
レ・ミゼラブル
ミス・サイゴン
・・・などのミュージカルを訳詞し、身近な作品として沢山の感動を得ることができた。

97歳の天寿を全うされたわけだが、彼女の3000曲にものぼる作品は長く生き続けるに違いない。

合掌

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