浦安市、全額助成!

「一億総中流」という時代もあったのだが、いつしかこの国は「格差社会」になってしまった。
新政権となり初めて公表された、(相対的)貧困率も15.7%という高い水準にあることが明らかになった。
こうした経済格差は個人間にとどまらず、自治体間においても広がりをみせている。
各種の都市ランキングにおいて、リッチな「勝ち組筆頭」に常にエントリーされているのが千葉県浦安市である。
その浦安市について、注目すべき記事を見つけた。

新型インフルエンザ:浦安市、ワクチン無料に 県内初の全額助成 /千葉
浦安市は21日、新型インフルエンザのワクチンについて、妊婦や未就学児、高齢者らの接種費用を全額助成すると発表した。ワクチン無料化は県内初。
助成対象は(1)妊婦(2)基礎疾患のある人(3)1~6歳の幼児と小学校1~3年生(4)1歳未満児などの保護者(5)小学校4~6年生と中学生、高校生(6)65歳以上の高齢者。
市内の対象者は約5万8000人で、ワクチン接種は予防接種法に基づかない任意のものだが7割が受診すると試算し、約1億5000万円を見込んだ。
補正予算案を28日開会の臨時市議会に提案し、11月中旬の助成開始を目指す。
13歳未満は2回分、13歳以上は1回分を全額助成するが、厚生労働省は2回接種を原則とする方針を打ち出しており、市は今後の補正予算で対処する方針。
対象者には通知書を送付する。市内の病院で予約後、通知書を見せれば無料で接種できる。
市は「ワクチン接種で患者の重症化を防ぎ、家計の負担軽減を図りたい」としている。
【山縣章子】毎日jpより転載


税収の半分は、東京ディズニーリゾート(TDLとTDS)や周辺のホテル群、マンション等から入る固定資産税。
税収は300億円を超え、財政力指数は地方交付税が配分されない1.6である。(1.0以上が不交付団体)

夕張市の例を持ち出すまでもなく、財政破綻に陥っている自治体は多い。
約1億5000万円もの補正予算を(簡単に?)組むことができるなどというのは夢のまた夢、羨ましい限りであろう。
人口の集中・富の集中・雇用・医療・福祉・教育等、あまりにも極端な格差の実態がある。

全国のほとんどの自治体が「新型インフルエンザ」については、公費助成をする余裕がない。
国が発表した「公定価格」(1回目3600円、2回目2550円、合計6150円)の自己負担による実施となる。

浦安市は人気の市であるがゆえに、固定資産税や市民税なども高いのだろうが、上記のような公的サービスを享受できるのであれば、それも仕方ないことと納得がいくのではないだろうか。

それでなくても混乱し、不公平、そして不公正が露呈しているインフルエンザ行政に、新たな波紋、話題を提供してくれたものだといえる。

最後に・・・、「白象さま、よかったですね」。
ただ、ワクチン接種は大規模な「人体実験」と警鐘を鳴らす専門家もいます。
「任意接種」ですので、賢明なるご判断のもと、健康管理に努めてください。

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