矢祭町からお礼状が届いた
<<
作成日時 : 2006/08/14 10:51
>>
トラックバック 0 / コメント 0
去る7月19日に「本を贈る」というタイトルで福島県矢祭町の図書館建設に関する記事を載せ、同町の取り組みに対して賛意を表わした。
その後、ダンボール箱一箱分、46冊の書籍(送料1270円・自己負担)を送った。
全国から趣旨に賛同した人々が多数、本を送ったようである。
蔵書買わず、施設建てない 福島・矢祭が節約図書館準備
2006年08月11日
本を買わず、建物も建てないで新しい図書館をつくる。そんな試みを、「合併しない」宣言で知られる福島県矢祭町が進めている。厳しい財政事情を背景に、住民ボランティアを中心に開設準備を進め、既存施設を改修、収蔵図書は寄贈してもらうという。町の呼びかけに1カ月足らずで、全国から7万冊以上が集まった。(木村英昭)
人口約7千人の同町には現在、集会施設の一角に約7千冊を収蔵する図書室があるだけだ。昨年度の町民アンケートでは図書館建設を望む声が高かった。しかし、新設の財源がない。町は築40年の柔剣道場を改修し、3万冊余が収蔵できる施設に変えることにした。
先月、住民ボランティア42人が開設準備委員会を立ち上げた。県立図書館の指導を受けながら仕分けや分類作業などに当たっており、来年1月の開館を目指している。貸し出し業務も住民主体で運営する計画だ。
福島県では、09年度開館予定の白河市立図書館(25万冊収蔵予定)が、本体工事だけで約13億円。矢祭町の図書館は総事業費が約1億2千万円にとどまる見込みだ。
本の寄贈は、町のホームページなどを通じ7月中旬から呼びかけている。百科事典や文学全集など高価なものも届いた。予想を超えて集まってくる本の山を前に準備委員の一人、佐川粂雄さん(76)は「自分たちの図書館をつくっている感じがする。整理はゆっくりやるしかねえな」。 (後略) asahi.comより転載
去る8月11日、同町から<お礼状>が届いた。
今では郵便物の宛名書きはほとんどがパソコンで印刷されたり、シールが貼られたりしたものである。
そんな中にあって、(おそらく筆ペンだろうが)封筒の宛名と本文の「*****様」部分は墨痕鮮やかな手書きであった。
私達がどこかに置き忘れてきた「誠意やまごころ」を思い出させてくれるような封書であった。
絶滅危惧種の植物や動物に出会ったような感動をおぼえた。
以下にその<お礼状>の文面を転載する。
謹啓 今年は梅雨明けが例年になく遅く、その上、各地で豪雨による被害が起こっており案じております。
このたびは、私どもの図書館新設に合わせ、全国から図書のご恵与をお願いしましたところ、さっそくお送りいただきまして心より感謝申し上げます。
頂戴しました図書は、現在、ボランティアの手で分類・整理しておりますが、図書館開設の暁には矢祭町のために大切に保存し、活用させていただきます。
新設する図書館は全くの安普請の上、柔剣道場の改修工事でお恥ずかしい限りの代物でございますが、自然豊かな当町の環境は自慢に値し、唯一の取り柄と存じます。
もし、お暇がございましたら、これを機会にぜひ一度ご来町いただきとう存じます。
これから本格的な夏の到来ですが、どうかお体を大切にお過ごしください。
本来なら、拝趨の上ご挨拶申し上ぐべきところ、とりあえず寸書にて御礼申し上げます。
敬具
福島県矢祭町長 根本良一
*****様
ただ、私の名前の一部が誤った漢字で書かれていたことが残念!であった。
素朴な町民のご愛嬌と思い、大切に保管しておきたいと思う。
|